あの「匠 すし昂」がテイクアウトメニューを提供
青山の寿司の名店、『匠 すし昂』が5月6日までの期間限定でテイクアウトメニューを提供しています。
今回購入したのは、「特製ばらちらし」(3,000円)。「自宅ですし昂スペシャルセット」(8,000円)のハーフ版の、「自宅ですし昂ハーフセット」(4,000円)とも迷いましたがまだお昼時。お酒が飲みたくなる美味しそうなつまみがぎっしりなので、今日は特製ばらちらしを購入させて頂きました。
特製ばらちらしは宝石箱だった
さて、早速いただきましょう。外見はシックな黒い紙のお弁当箱です。
開けてみると……よく「宝石箱」と比喩される事が多いちらし寿司ですが、まさにこれこそ宝石箱。錦糸卵の下地にマグロ、エビ、マスにイクラなど、彩鮮やかな具材と、シイタケ、アナゴ、アサリなどしっかり仕事がされた具材をあわせ、コハダを鮮やかなアクセントにした、キャンバスアートの様に綺麗なちらし寿司です。
江戸前の仕事を楽しめる、完成度の高いちらし寿司
食べてみるとさすがの味わい、完成度の高い江戸前の仕事が楽しめます。どの具材も丁寧な仕事がされていて、美味しくいただきましたが、筆者が特に好きだったネタTop3をご紹介します。
No.3:アサリ
しっかり砂抜きされたアサリが、程よい甘さを残したまま醤油で煮られています。貝類ならではの、噛めば噛むほどにじみ出てくるアミノ酸がたまりません。
No.2:アナゴ
これも江戸前の仕事が活きている逸品です。全体的に茶色いものが好き!? なわけではないですが、江戸前びいきはあるかもしれません。皮目にしっとりと脂を感じるアナゴで、たれがしみ込んだネタはご飯と合わせたくなる素晴らしい味わい。
No.1:コハダ
どの寿司屋に行ってもやっぱり光物が大好きな筆者としては、これはほぼ一択! コハダとしての完成度も非常に高く、この季節の脂の乗りにあわせ優しめな造り。魚の旨みを引き出す適分量の締め方は、さすがすし匠ののれん分けを受けたお店だと感じられるネタでした。
お手軽な「頑張れ日本!ばらちらし」もあります
脇役の根生姜のガリ、お漬物もお店で楽しめるものそのもので、大満足のお昼ご飯となりました。『匠 すし昂』の「特製ばらちらし」、大満足の内容でしたが、お手軽に楽しみたいという方には「頑張れ日本!ばらちらし」(1,000円)がおすすめ。十分に江戸前の職人の仕事が楽しめるちらし寿司です。筆者は、次回は「自宅ですし昂 スペシャルセット」を試してみます!
<店舗情報> ■店名:匠 すし昂 ■住所:東京都 港区南青山5-13-1 CISCビル B1F ■最寄り駅:表参道 ■TEL:03-3797-1484 ■営業時間:火曜〜日曜12:00〜20:00 月曜日は定休日ですが、電話予約は承ります。 前日のご予約のみ承ります。(ばらちらしは当日でもお問い合わせ下さい) 電話受付時間10:00〜19:00 ■料理ジャンル:和食、寿司 ■SNS:Facebook, Instagram ■テイクアウト:店頭にて(電話予約も可)
【画像・参考】
・筆者撮影
※この記事は公開時点での情報です。最新の情報は各店舗にお問い合わせください。
※メニューの入れ替えがある場合がございます。
※日々限られた在庫の包材使用のため写真と現物のイメージに違いがある場合がございます。
※このような状況下のため今後営業体制、時間など変動の可能性があります。