2020年2月にリニュアルオープンした『pizza61』は、こじんまりしていてこだわりが詰まった、西荻窪にお似合いのピッツェリア。窯で焼き上げるピッツァは本格的なもちもち本場ナポリの味。なのに、マルゲリータが1枚900円って……安すぎでしょ! その秘密を聞きました。
薪と釜で焼き上げた本格ナポリピッツァ
ガラス越しに積みあがった薪や窯が見えて、食いしん坊の足を思わず止めさせるルックス。釜やピザスコップなどはすべてイタリアから空輸したものだそう。粉もチーズもイタリア産と、原材料にも妥協なし。
しかし、お店の売りは、ずばり「安さ」! マルゲリータやマリナーラといった定番ピッツァが900円(税込)、パルマ産生ハムをたっぷり盛った生ハムピッツァは1,300円(税込)と、とにかく素材の良さに対して安すぎるのです。
店長の寺崎さん曰く、「原材料にはこだわっているけれど、それ以外のコストをすべて削っています」。
込み合う休日や夜を除いて、基本的に寺崎さんのワンオペです。ホールのバイトさんがいない日は「ご不便をおかけします」とお断りを入れて、ドリンクもセルフサービスに切り替わります。ワンオペ中のレジは食券制(PayPayも使えます)。そんな風にコストカットしているから、おいしいピッツァをこの価格でいただけるんですね~。
生地がなくなり次第終了となります。逆に生地が過発酵になっても終了してしまいます。
香ばしくもちもちのナポリピッツァがブォ~ノ!
【テイクアウトOKなメニュー】
〇トマトベースのピッツァ
- マルゲリータ 900円
- マリナーラ 900円
- ディアヴォラ 1,300円
〇トマトソースなしのピッツァ
- シラス 1,300円
- 生ハム 1,300円
- サルシッチャ 1,200円
- 白いマルゲリータ 1,000円
〇オリジナルピッツァ
- ボロネーゼ 1,500円
- ピッツァカラカプレーゼ 1,500円
- 燻製サバのピッツァ 1,400円
- タコのラグーソース 1,300円
シンプルな「マルゲリータ」や「シラス」もおすすめですが、今回は、オリジナルメニューに挑戦してみました。(オリジナルメニューは出さない日も多いので、来店か電話でお確かめください)。「ボロネーゼ」ピッツァと「燻製さば」ピッツァをオーダーしてみました。
ボロネーゼは外れなし! トマトベースに控え目なベシャメルソースがオンされて、リッチなアクセントに。燻製サバは店長の手作りです。アンチョビのような塩気と発酵した風味がトマトソースと抜群の相性。直火でちょっと焦げた生地が香ばしいです。
ハットがトレードマークです
いつもハットをかぶって、こだわりピッツァを焼く職人気質の寺崎さん。「テイクアウトでもおいしく食べてほしいので《お持ち帰りのピザをおいしく食べる方法》という説明書を渡しています」。フライパンでの温め方法が詳しく説明されていて、ピッツァ愛が感じられます。
ワンオペのため、券売機の紙詰まりなどのトラブルであたふたしてしまうときもあります(何度か目撃)。そんなときは温かく見守ってあげてください。
かわくておいしいピッツェリアが西荻窪の町に定着しますように。食いしん坊たちはひそかに応援しています! ぜひ、食べてみてくださいね!
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<店舗情報> ■店名:pizza61 ■住所:東京都杉並区西荻北3-42-13 永谷マンション 104 ■最寄り駅:JR総武線 西荻窪駅から徒歩約5分 ■TEL:080-4132-2375 ■営業時間:11:30~14:00 / 18:00~19:30 水曜休(祝日は営業し翌日休となります) ※生地が終了次第閉店。状況により変わります。事前にお問い合わせください。 ■HP:https://r.goope.jp/pizza61 ■SNS:Twitter ■料理ジャンル:イタリアン、ピザ ■テイクアウト:来店していただき注文を受けてから焼きます。お店の外でお待ちいただきます。 ■支払い方法:食券(現金)、PayPay
※この記事は公開時点での情報です。最新の情報は各店舗にお問い合わせください。
※メニューの入れ替えがある場合がございます。
※日々限られた在庫の包材使用のため写真と現物のイメージに違いがある場合がございます。
※このような状況下のため今後営業体制、時間など変動の可能性があります。